令和6年9月25日13時 大津本寿院でつちぼとけ教室です。
昨日は、和歌山県新宮市の高木祐芳先生のお墓参りを済ませたあと
三重県尾鷲市で1周忌法要を済ませ、今朝は、本寿院にて若くしてお亡くなりになった方の49日法要を厳修しました。悲しくつらいものです。
人は必ず亡くなります。それはわかっていても、我が子を失う悲しみは、言葉に出来ない苦しみです。
苦しみは、避ける事では解決しません。苦しみの原因を探り、なぜ?苦しいのか?それを見つめる必要があります。
出会いがあり、幸せな日々が多ければ多いほど、悲しみ、苦しむのです。
でも、その日々を見直したとき、出会いの喜びがあった事に気づきます。楽しかった日々、うれしかった日々。
どうすることも出来ない事を、何とかしたいという心が苦しみになるのですね。
午後からは、つちぼとけ教室です。
つちぼとけ教室の生徒さんも、15年以上のお付き合いとなります。
また、初めてご参加の方は、ご自分の手元供養用のお地蔵様を造仏されました。
授戒会にて生前戒名を授かる
午後からは、授戒会です。
令和6年5月コープこうべ協同学苑にて開催しました「戒名講座」にご参加いただいた方が、生前にご夫婦で戒名をお授かりになられました。
ご友人には、「縁起がわるい」と言われたそうです。
縁起とは、仏教の言葉ですが、生前に戒名を授かる事は、縁起が悪いのではなく、縁起の良いことです。
戒名=死後の名前 ではございません。
私を含めご僧侶は、みんな戒名を授かっているのです。私は10歳の時です。
仏弟子になる事がどうして縁起が悪いのでしょうか。どうしても葬式仏教的な見方をされる方が多いもんですね。
ですから、生前戒名の方には「おめでとうございます」とお祝いでございます。
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